主な原因
てんかんの原因
てんかんの原因は人によってさまざまで、原因がわかるもの(症候性てんかん)と、はっきりわからないもの(特発性てんかん)があります。原因がわかるものは全体の3割程度といわれ、ほとんどは原因がわからない特発性てんかんということになります。
ここでは、現在医学で考えられているてんかんの「原因がわかるてんかんの原因例」、「遺伝について」「てんかん発作の誘発因子」についてまとめてみましたので、ご覧ください。
※誘発因子・・・発作のきっかけとなるもの。花粉症でゆうところの花粉にあたります。
原因が明らかなてんかんの原因例
原因が明らかなのは、全体の3分の1程度といわれており、残りの3分の2は原因不明なようです。ここでは、原因があきらかなものの例を以下にご紹介します。
| 原因 | 内容 |
| 無酸素症 | 脳細胞が正常にはたらくために必要な酸素が欠乏している状態を無酸素症といいます。脳への酸素供給が止まってしまうと、脳細胞が死ぬ、あるいは傷つくことがあります。そうなると、脳が以上な電気活動を行い、発作がおこしてしまう原因となります。 この無酸素症は、胎児、出生時の呼吸がしばらく止まっているとき、あるいは脳卒中で血液の供給が一時的に止まった後などにおこります。 |
| 脳腫瘍 | 小児のてんかんで脳腫瘍が原因であることはまれです。しかし、可能性はゼロではないため、心配であれば検査されるのがいいでしょう。 |
| 外傷性 | 出世時や事故によって頭部に損傷をうけたときに起こります。これは、脳挫傷などの比較的重いものを指します。通常、発作自体は損傷を受けた数年後にみられます。 |
| 脳の先天的奇形 | 生まれながらにして脳になんからの奇形がみられる場合です(皮質形成異常)。幼い頃から知的遅れがあることもあれば、本人に自覚がなく検査でみつけられることもあります。 |
| 感染症 | 妊娠中に母親から胎児へうつる体内感染症や寄生虫、または本人の髄膜炎、脳炎などがてんかんの原因となります。 |
遺伝について
ほとんどのてんかんは遺伝するのは稀です。家族内、親戚には他のてんかん患者がみられることはそれほど多くありません。
一部には、家族内でみられることもあるようですが、これは必ずしも遺伝子が原因になっているとは限らないようです。偶然ということもありえます。
てんかんの遺伝では、疾患自体が遺伝するのではなく、そのもとになっている原因が遺伝してしまうというということが考えられています。
てんかんの誘発因子
てんかん発作のきっかけとなる誘発因子としては以下のようなものがあげられます。場合によっては、日常生活でこれらに対処する必要があります。しかし、あまり神経質になりすぎのも禁物です。多くのてんかん発作は、誘因がはっきりと予測できません。深く追求しすぎては日常生活にかえって負担をかけてしまうことがあります。ご自分なりに、てんかんとうまく生きるコツを学んでいく必要があるのかもしれません。
| 誘発因子 | 内容 |
| ストレス | ストレスによって発作がおきます。ストレスは抗けいれん剤を飲んでも効果がありません。ストレスの緩和と原因をつきとめるのが大切です。 |
| 睡眠不足 | 睡眠不足は、脳の電気活動に影響を与える野江、発作を誘発します。規則正しく十分に睡眠をとることが大切です。 |
| 生理 | 生理中や生理前には発作がおこりやすくなります。現在はっきりとその原因は解明されていません。 |
| アルコール | アルコールは脳の抑制機能を取り去るため、発作がおこりやすくなるといわれています。二日酔い時に多いとされています。 |
| 薬剤 | 特定のうつ薬やペニシリンなどが発作を誘発する場合があります。 |
| 感染 | 感染症による発熱が原因で発作がおきます。まず感染症を治すことが先決です。 |
| 特定の刺激 | 光や音、特定のシチュエーションで発作が起こる人もいます。 |







主な原因
出世時や事故によって頭部に損傷をうけたときに起こります。これは、脳挫傷などの比較的重いものを指します。通常、発作自体は損傷を受けた数年後にみられます。
妊娠中に母親から胎児へうつる体内感染症や寄生虫、または本人の髄膜炎、脳炎などがてんかんの原因となります。






